未分類 05 思惑 扉が開いた。 カストルは、バスローブにガウンを羽織った姿だ。 「おまえが願い事とは珍しいな」 彼は相好を崩した。 エルサの背を室内へ促し、扉を閉める。「廊下は寒いだろう、中に早く入りなさい。 すぐに温かい飲み物を持って来させて――そのカエル... 2019.07.08 未分類