未分類 05 王太子様、花嫁にめろめろになる 十四年ぶりに会った彼女は、まるで宝石のように美しかった。 本当は、弟のアレンに使者を任せず、自分が一番初めに彼女のもとへ乗り込みたかったくらいだ。(アレンや家臣団から全力で止められたから、やめたけれど) ずっとこの日を待っていたのだ。 十四... 2019.06.22 未分類