未分類 69 よろめきながらも、固い蹄で雪を踏みしめて、オウルは立ちあがる。しっとり濡れた黒毛の皮膚から蒸気が立ちのぼり、低くいなないた。「オウル、よかった」 オウルのたてがみを撫でる。賢い雄馬は、優しい瞳でわたしを見つめた。 那岐がユルハさんの手を引い... 2020.05.06 未分類